
本書は、ファンである小宮一慶さんの読書術の本ですが、再再読になります。
書評ブログを運営していることもあり、読了数は一般の方よりも多いのですが、まったく身についていないので意味がないと日頃悩んでいます。
読書の際、線を引くにしろ、付箋を貼るにしろ、ブログに綴るにしろ、まったく記憶に残らないし、再度見返したりもしない。
そんなこんなを続けていたら、今度は本が詰まったダンボールが部屋を占拠し始め、そろそろケリをつけなければならないと思っている。
最近、Twitterでもつぶやいたが、売るか、捨てるか、倉庫を借りるか、電子化か、あげるか、、、どれを選択しても良いのだが、問題は、読んだ本たちが私の血肉になっていないことだ。
そこで、「本当に身に付くための読書術」を身につけるために、本書を取りだしたわけだ。
ちなみに、今まで読書術の本はたくさん読んできたが、衝撃を与えてくれたのは、『レバレッジ・リーディング』と『王様の速読術』
と、そして本書である。
まず、本書全体のベースとなるのが、「小宮流五つの読書法」である。
■読書を、その目的に応じて5つに分ける
1.速読
2.通読レベル1
3.通読レベル2
4.熟読
5.重読
大切なのは、「本の読み方とはこれ!」と断定するわけではなく、本の種類やその目的によって、読み方を使い分けることである。
そして、これらには特殊な技術は必要はない。もちろん、それぞれの読み方に見合った環境は必要だが、決して右脳だとか左脳だとか、頭に果物が乗っかっている感じとか、、、そんなものは必要ない。
それでは順に紹介したいと思うが、ここでいう読書とは"賢くなること"であり、"論理的思考力を高める"ことである。それを忘れないためにもここにガッツリ引用しておくのである。
1.速読
速読は、あらかじめ自分が知りたいことが分かっている人が、それを手に入れるための手段。読むことではない。
何のためにその情報が必要かの目的を決め、取りたい情報と捨てる情報を素早く判断する。
そのためにはそのことに関して一定の知識ベースが必要。
2・3.通読レベル1・2
「通読レベル1」は、全体をざっと通しで読んでいって、読書を楽しんだり、必要な知識を得ながら大枠をつかむことが目的となります。
「通読レベル2」では、それに加えて、ある程度の論理的思考力が身につきます。
「通読レベル1」と「通読レベル2」は、中身のロジックの重さで使い分けます。
「通読レベル2」は、論理的思考力を身につけ、自分の考えをより深めていくことを目的に、線を引いたり、メモをとったりしながら読んでいく読書法です。
「通読レベル2」で読むレベルの本をどのくらい読むかで、「通読レベル1」や「速読」で読む本から読み取れるインプット量やそこから生まれるインスピレーション量も増えていきます。
4.熟読
自分の専門分野や興味のある分野の本を、全部読まなくてもいいから必要なところだけ、リファレンスを参照しながら読むのが、熟読です。
5.重読
同じ本を繰り返し読む読書法が重読です。
重読の目的は、自分の考え方を高めることです。
「意味」を得るだけの読書ではなく、「意識」を高めるための読書なのです。
すでに本好きな方ならお気づきかもしれないが、"賢くなる"ための読書は、「通読レベル2」と「熟読」である。この2点が"論理的思考力"を養うのである。
さて、私の読書はというと、限りなく「速読」に近い「通読レベル1」である。だからまったく身についていないのである。
もちろんその原因は、更新回数を重視しなければならないブログを始めたことにあるが、今は複数名で執筆する方法で運営しているので、「通読レベル2」や「熟読」にも挑戦できそうである。
今日から、線を引き、書き込み、調べ上げ、参考文献も読み漁り、30時間以上費やし専門家レベルまでもっていきたい。
あっ!その前に部屋に積んであるダンボールをなんとかせねば......。
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2010年3月 9日
具太郎
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