
われわれみんビズ!が以前にお送りした【脱3日坊主特集】には間に合わなかったけれど、もしタイミングが合っていれば特集内で紹介したであろう1冊。
「やめる技術」は「続ける技術」の裏返し。
人気ビジネス本作家、スーパーサラリーマンの異名を取る美崎栄一郎さんのTipsを吸収させてもらっちゃおう!
「また、やっちゃった...」とつぶやく前に、本書を一読してみて欲しい。
「また、買っちゃった...」というつぶやきならいいんじゃない!?
目次:
第1章 ついついやっちゃう「仕事」のクセ
第2章 ついついやっちゃう「生活」のクセ
第3章 ついついやっちゃう「人間関係」のクセ
第4章 ついついやっちゃう「考え方」のクセ
「ついついやっちゃう」ことって挙げ始めると限がない。
ネットサーフィンやYOUTUBEでの動画サーフィンもそうだし、ついついテレビをボーっと観てしまう自分に気がついたり、自己啓発書を読んで変わろうと思ったはずなのにいつの間にか以前の習慣に戻ってしまったり。
「やめよう!」とか「変わろう!」と思うことは多くても、「やめた」「変わった」状態を続けることがいかに難しいか...。
そう思うのは僕だけではないし、もちろんあなただけでもないわけで、美崎さんもこう書いている。
習慣はすぐには変えられません。
変えたと思っても、またすぐに、元の悪い習慣に戻ってしまうことも多いのです。(p.8)
先日紹介した『続けたいことが続くツイッター100倍活用術』の中で石田淳さんが書かれていたように、こういうことは意思の力に頼っては駄目。
そもそも「ついついやっちゃう...」「また、やっちゃった...」と悔やむような人の意思力なんて、僕もそうだからよく分かるけれどたかが知れてる(笑)
行動科学マネジメントによれば、「続ける技術」の本質は、行動に着目し、行動を自らコントロールすることで「続けられる」環境をつくり出すことだった。
そんな観点でスーパーサラリーマンの美崎さんが様々なことをやめてきた技術を学び、自らの糧にしていけるというわけだ。
この本はゆる~い中に、時々、「チクッ」とあなたの心を刺すような皮肉もあります。「チクッ」と感じたら、それはあなたが変われるタイミング。
その習慣は、この機会に見直してみてはいかがでしょうか?(p.9)
はい!(笑) というわけで、「チクッ」ときた箇所をいくつか紹介しておこう。
No.01 机の周りがごちゃごちゃになっちゃう...
この手の人(まあ、僕だけど)は整理術系の本なども好物になっていて何冊も読んでいる可能性高し。
それでも気がつくとまた机の周り(上)がごちゃごちゃになっているという、とんでもなく意思力の弱い人だと思われる(自分で書いていてへこむなあ...笑)
美崎さんの解決方法は至ってシンプル。
この悪循環を断ち切るためには、「リセット」です!
あなたの机の上や周りに積み上げられたゴチャゴチャ、すべて段ボールか紙袋に「ど~ん」と入れてしまいましょう! ね、あっという間に片付くでしょ?(p.18)
もちろん、片付けたものはいずれ戻して整理するわけだけど、やってみると意外と1週間や2週間、段ボールに入れたものがなくても平気なことに気づいたりすることもあるそう。
僕の場合は、もう少し行動科学マネジメントを意識して、毎日机の上を片付けざるを得ないルールを会社に導入してしまおうかと画策中。
フリーアドレスとかね、強制的に片付くから(笑)
No.13 買った雑誌が山積みになっちゃう...
いつか読み返すんじゃないかと思って「ついつい」溜まっていってしまう雑誌たち。
先日本棚の大掃除をしたのだけれど、結局1年以上の間、一度も見返さなかった週刊誌が本棚などかなりのスペースを占領していた。
「いつか必要になるんじゃないか...」の「いつか」は永遠にやってこないとはよくぞ言ったもんだと実感。
雑誌にも、食品のように、賞味期限があります。食品は目に見えて腐ってくるので、捨てるしかありませんが、雑誌の場合はそれを発売日で判断します。
賞味期限は次の発売日まで、ということです。タイムリーに話題を届けようとする雑誌は、その時期が捨てどきということになります。(p.69)
そう、研究者でもない限り、過去の雑誌まで見返す機会なんてそうそうあるわけじゃないし、次々入ってくる新しい情報を処理するだけでも精一杯というのが普通のビジネスパーソンなんだから。
商業雑誌のバックナンバーは、どうしても必要になればどこかで必ず手に入ると割り切る気持ちも大切かな。
No.16 レシートやポイントカードで財布をパンパンにしちゃう...
僕は、大量のレシートやらポイントカード、割引券で中身が分かりづらくなり、気がついたら財布の中にお札が一枚もなかったことがある(笑)
30代も半ばといういい歳こいたおっさんの財布として、それってどうよ...と流石に突っ込まざるを得ない状態。
毎日取り出す、という習慣をつけるためのハックになるほどと思った。
もうちょっとキチンとやりたいなぁという人は、写真を現像に出すと付いてくるミニアルバムが便利です。そこに写真のようにレシートを入れるだけ。30枚くらい入るので、1日1シート、1冊でちょうど1ヶ月。12冊で1年の家計簿です。
透明なフィルムなので大体見えますけど、ざっくりと使った合計金額を暗算して、マジックで「2000円くらい」と書いておけば、それで家計簿の出来上がり。(p.81)
『会計HACKS!』で紹介されていた「BS家計簿」も相当目から鱗な家計簿ハックだったけれど、こちらのアルバム家計簿も個人的にはかなりツボ。
なんせ、今は月ごとに分けたクリアフォルダなんて使っているから、後から把握するのはほぼ不可能だし(意味あるのか?とも思うけど、クリアフォルダに入れる際に一回は見るので、多少は意味あると本人は思い込んでいる)。
写真を現像に出す機会はないので、100円ショップを活用するのがよさげ。
と3つほど紹介させていただいたけれど、こんな感じの美崎さん流ゆる~い「やめる技術」が50個も紹介されているのだから、どれか一つでも取り入れられれば充分に元が取れる。
一つでも「やめる」ことに成功した経験ができると、それが小さなきっかけとなって、次もうまくやめられるようになる可能性は高まるし。
「また、やっちゃった...」と自分に後悔したくないあなたに、お薦めしておきたい。
最後に一つだけ、本書を読もうかな...と思い始めたあなたに、本書を読む際の心構えとして美崎さんの言葉を紹介しておこう。
この本だって、別にスゴくないですよ。どっかで聞いたことあるなぁと思うことが大半でしょう。ただね、ここに書いてある話をちゃんと素直に聞いたからこそ、実際に習慣を実行できるようになっているんです。(p.151)
ビジネス書を読むだけで実際には実行してみない、という悪習からまずはやめないと...orz
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「またやっちゃった・・・」あなたのための こんどこそ!やめる技術 美崎 栄一郎 あさ出版 2010-07-23 by G-Tools |
2010年7月27日
taka@中小企業診断士(業務休止中)
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